JAPAN OPTIMIST DINGHY ASSOCIATION


            日本OP協会 会長 浅野秀則

     皆様、新年明けましておめでとうございます。

  一昨年6月に、「日本OP協会」の会長に就任以来、約1年半の時が経ちましたこと並びに、輝かしい21世紀の門出である本年を皆様と一緒に迎えられましたことは望外の喜びであります。
  21世紀最後の年である昨年を振り返りますと、会員の皆様のご協力によりまして一昨年に勝るとも劣らない協会の活動になったものと考えております。 I.O.D.A傘下の海外の協会との交流も一段と深まったものとなって来ました。しかしながら、同様に様々な課題が浮き彫りになった年でもありました。協会として、運営するレース並びに海外レースへの派遣に関してや、OP活動卒業後のジュニアセーラー育成の問題点等、色々と検討すべき事項が明確になってまいりました。このような状況下、日本OP協会としてより開かれた協会活動とする為、広く皆様よりご意見を募り活かしていくと共に協会外部のセーリング活動に携わる皆様からも意見の吸収をはかって行きたいと考えております。
  昨年よりアラブ首長国連邦で開催された、2001年度のアジア選手権では、女子の部では1位を獲得したものの残念ながら総合では惜しくも優勝を逃しました。しかし参加選手全員が力の限り戦い、また一方で外国の選手と交流し多くの友達を作ってきました。このような体験はとても素晴らしい経験になると思います。OPはヨットの入門であります。しかしOPでセーリングの楽しさを知った多くのジュニアセーラーがOP卒業後もセーリングを続け、海外の選手とも交流し、今後ますます日本のセーリング界で活躍して欲しいと願っております。


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